STORY

STORY 02「アイリスの落雷」

皐月は、世間に存在を秘密とされている『教導学園アイリス』に入学することになった。
案内された教室には、同じように魔法を発現したばかりの少女たちがいた。

学園から少女たちが課せられた目標はただ一つ。
魔法を自由自在にコントロールできる、立派な魔法使いになること。
自由自在にコントロールというのはそんな簡単なことなのだろうか……と訝しむ皐月。

そして入学初日から早速、普通授業と魔法授業が始まった。
隣の席だった統とすぐに仲良くなった皐月は、いち早く日常に戻るために魔法を使いこなしたいという一心で、暇を見つけては派手な魔法訓練を続けていた。

そんなある日、皐月と統は二年生に呼び出される。
呼び出した二年生の名はミズハ。
『アイリスの落雷』という不名誉な二つ名を持つトラベルメーカーだった!

授業中にも関わらず、野次馬が群がる校庭で皐月と統はミズハと向かい合う。
呼び出される理由に心当たりのない皐月と統。

「アンタたち、ちょっと目立ちすぎよ!」

二人の言葉に全く耳を貸さないミズハは、迸る雷を腕に纏い振り下ろす。

「あたしの雷の餌食にしてやるわ!」

どこか怒りを含んだ理不尽な宣言と共に、数多の雷が撃ち下ろされた!